【4コマ漫画】RED IGUANAの日常21 ~ファーストテイクは突然に?~
こんにちは!RED IGUANA スタジオです。
レコーディングの現場には、アーティストとエンジニアの間にしか生まれない、独特の「あるある」が存在します。
今回は、初めてのスタジオ録音に挑むアーティストと、それを迎えるエンジニア(イグアナ)の間で起きた、ちょっと笑えて、でもちょっぴり心当たりのあるエピソードをお届けします。
「初めてのレコーディング」という、特別な緊張感
スタジオのマイクの前に立つと、普段の練習では感じたことのない独特の緊張感が走る——そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回の漫画の主人公も、初めてのレコーディングで声がカチカチに震えるほど緊張してしまいます。どんなに歌い慣れていても、スタジオという空間が持つ独特の「本番感」は、否応なしにテンションを引き上げてしまうものです。
エンジニアの「気遣い」と、その落とし穴
そこでイグアナが取った作戦は、さりげない「口実」を使って場をほぐすことでした。
「まだ本番は録らないから。マイクの音量と、モニターの調整をするから、確認のために『気楽に』歌ってみてくれる?」
この言葉に気持ちが解けた彼女は、緊張から解放されてのびのびと、感情豊かに歌い始めます。
そのパフォーマンスは、まさに本番さながら——いや、それ以上のものでした。
ファーストテイクは、突然に。
歌い終わった後、画面に映し出されていたのは「REC(録音中)」の表示。
イグアナは静かにニヤリとしながら言います。
「『テスト』って言うと、みんなめちゃくちゃ良い歌うたうんだよね。極上のファーストテイク、バッチリ録れたよ」
これは、音楽プロデューサーやレコーディングエンジニアの間では語り継がれる「あるある」のひとつ。
「テスト」「練習」「チェック」——そういった言葉を使うことで、パフォーマーが余計なプレッシャーから解放され、自然体の最高の演奏・歌声を引き出せることがあるのです。
「テスト」が名テイクを生む、その理由
人は「本番」と意識した瞬間、無意識に力んでしまいます。
特にレコーディングのような「記録が残る」場面では、その傾向が顕著に現れます。
一方、「テストだから」「チェックだから」という前置きがあると、脳が「まだ本番じゃない」と判断し、自然な表現が出やすくなります。この心理的なトリックを巧みに使うのも、優れたエンジニアやプロデューサーの重要なスキルのひとつ。
実際、音楽の歴史の中には「テスト録音」として行ったテイクがそのまま採用された名曲も数多く存在します。
あなたが大切に聴いているあの曲も、実はそんな「偶然の奇跡」から生まれているかもしれません。
レコーディングスタジオは「魔法の空間」
RED IGUANA STUDIOには、今日もこんなドラマが生まれています。緊張して来られたアーティストの方も、ご安心ください。私たちは、あなたが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、さりげなく——でも確実に——サポートします。

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