こんにちは!RED IGUANA スタジオです。
「断捨離」という言葉が広まってから久しいですが、物を減らすはずが気づいたら増えていた……という経験、皆さんはありませんか?
今回は、機材を整理しようとしたはずのスタジオの主が、フリマアプリという魔窟に足を踏み入れてしまう「断捨離あるある」をお届けします。
「出番が少ないから売ろう」の甘い罠
物が多いと感じたとき、人は整理に動きます。スタジオの主もしかり。
最近出番が少なかったサブ機を「フリマアプリで売って部屋をスッキリさせよう!」とカメラを手に撮影を開始。「これで部屋が少し広くなるな!」という晴れやかな気持ちで、勢いよくエンターキーを叩きました。
ここまでは完璧な断捨離ムーブです。問題はその直後に起きます。
フリマアプリが「おすすめ」してくる悪魔
出品を終えたその瞬間、スマホの画面に飛び込んできたのが「おすすめ出品!」の通知。
表示されていたのはビンテージコンプレッサー。
「……あ、これ、売ったお足せば買えるのでは?」
この思考回路、機材好きなら絶対に覚えがあるはずです。売るためにアプリを開いたはずが、いつの間にか購入検討モードに切り替わっているのです。フリマアプリのアルゴリズムは、こちらの欲望をよく知っています。
「等価交換以上の物欲」という現実
そして最後のコマ。
届いた大きなダンボール箱を前に、冷や汗をかきながら立ち尽くす主の姿。
「機材を減らすために売ったはずなのに、なぜか増えて戻ってきた……」
機材好き・ガジェット好きの皆さんなら、この「等価交換以上の物欲」は身に沁みて分かるのではないでしょうか。売却益は次の購入資金へと瞬時に変換され、気づけば出費はプラス、部屋のスペースは以前より減っている……。
断捨離の目的は「モノを減らすこと」のはずが、フリマアプリという場を通じると「モノを循環させること」にいつの間にかすり替わってしまいます。これはもはや断捨離ではなく、**「機材の新陳代謝」**と呼ぶべき現象かもしれません。
機材沼の住人には避けられない業
スタジオ運営をしていると、機材との付き合い方は永遠のテーマです。
新しい機材には夢があり、使い込んだ機材には愛着がある。売ろうとすれば惜しくなり、売れれば新しいものが欲しくなる。
これはRED IGUANA STUDIOに限らず、音楽制作に関わるすべての人が抱える「業」のようなものなのかもしれません。皆さんのスタジオやホームレコーディング環境にも、「そろそろ整理しないと……」と思いながら放置されている機材が一つや二つあるのではないでしょうか?
断捨離の難しさと機材愛の深さを描いた第20話、お楽しみいただけたら幸いです。

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