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【4コマ漫画】RED IGUANAの日常12 ~磨くのはお好き?~

RED IGUANA STUDIOのブログをご覧いただき、ありがとうございます。 ご好評いただいている「スタジオの日常」4コマシリーズ、第12話をお届けいたします。今回のテーマは、スタジオエンジニアの「地味だけど、絶対に妥協できない作業」のお話です。


音の出口だけを磨いても、意味がない。

「すべては『接点』から始まるんだ。」

ケーブルのプラグ、パッチベイのジャック、機材の入出力端子……スタジオには「接点」が無数に存在します。そしてその一つひとつが、信号の通り道。どれだけ高価な機材を揃えても、どれだけ腕のいいエンジニアが操作しても、接点が汚れていれば音は濁る。これは絶対の真理です。さあ、コンタクトクリーナーを手に取り、作業開始。

「酸化膜の一枚も残さない……!!」

シュッ!シュッ!シュッ! カカカカカッ! キュキュッ!

その集中力と手つきは、もはや職人の域。プラグの表面に蓄積した酸化膜を、一ミリの容赦もなく削り落としていく。この作業に費やす時間と情熱は、傍から見れば「やりすぎでは?」と思われるかもしれませんが、当人にとっては至極真剣そのものです。そして、磨き上げられたプラグが光を放つ瞬間。

「……見えた。 ……キラーン!」 「これが真実の伝導だ。」

金属の輝きの向こうに、ノイズのない純粋な信号の流れが「見える」。これはもう、エンジニアとしての悟りの境地といっても過言ではありません。しかし、ここで問題が発生します。磨き上げたケーブルを機材に接続し、音を出してみると──あまりの静寂と、立ち上がりの速さに感動してしまい、気づけばヘッドフォンをつけたまま音楽に聴き入ってしまうのです。

「これだよ……。この静寂と、立ち上がりの速さ……!!」

結局、今日も作業(ミックス)が進まない。

接点磨きは「準備」のはずが、いつの間にか「目的」になってしまう。そんな日がスタジオには確かに存在します。でも、その丁寧なメンテナンスの積み重ねこそが、RED IGUANA STUDIOの音質を支えているのもまた、事実なのです。

(※このお話はフィクションですが、接点磨きに異常な情熱を燃やすエンジニアは、世界中のスタジオに実在するとされています。)



RED IGUANA STUDIO の日常を描いた4コマ漫画シリーズはこちらのリンクから!


当スタジオでは、レコーディングからミックス・マスタリングまでトータルでサポートいたします。 質の高い制作環境を保つため「完全予約制」のプライベート空間となっておりますので、周りを気にせずご自身のペースで集中して制作していただけます。

営業時間: 火〜日 10:00 〜 19:00(月曜定休)
[ 制作のご依頼・ご相談窓口【無料】]

Red Iguana's Daily Life 4KOMA 12

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