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【お知らせ】無料オンライン・画像整理ツール「IMAGE CURATOR」を公開しました

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撮影データにせよ生成画像にせよ、手元には「似たような一枚」が何十枚、何百枚と積み上がりがちです。その中から本当に使える一枚を選び出す作業は、地味でありながら、実は制作全体の質を静かに左右する工程です。このたびRED IGUANA STUDIOでは、大量の画像をブラウザ上でサムネイル一覧しながら「候補」「保留」「不要」に振り分けられる無料のWebツール「IMAGE CURATOR」を公開いたしました。

目次

IMAGE CURATORとは

日々の制作で撮影データや生成画像を大量に扱っていると、標準のプレビューアプリだけでは「気に入った候補に印をつけられない」「削除するとサムネイル一覧の表示がずれる」といった不便さにぶつかることが少なくありません。IMAGE CURATORは、こうした画像の選別作業をブラウザだけで完結させることを目指して開発したツールと言えるでしょう。

パソコン内の画像フォルダを選ぶと、中の画像がサムネイル一覧として表示されます。ファイル名や更新日時、ファイルサイズによる並び替え。ダブルクリックひとつで開く大きなプレビュー。キーボードの数字キーひとつで「候補」「保留」「不要」のラベルを付けられる手軽さ。大量の画像を左手だけでテンポよく仕分けていく、いわば「ふるいにかける」感覚に近い操作感に他なりません。処理はすべてブラウザ内で完結し、画像が外部のサーバーへ送信されることはないため、公開前の素材を扱う際にも安心してお使いいただけます。

主な機能

  • サムネイル一覧とプレビュー:フォルダ内の画像をサムネイルで一覧表示し、ファイル名(自然順)・更新日時・ファイルサイズで昇順・降順に並び替えられます。ダブルクリックまたはSpaceEnterキーで大きなプレビュー(ライトボックス)を開き、←``→キーで画像を送りながら確認できます。
  • キーボードでのラベル付け1=候補、2=保留、3=不要、4=解除と、キーボードだけでテンポよくラベルを付けられます。一覧画面・プレビュー画面のどちらでも同じ操作が可能で、複数選択した状態で右クリックすればまとめてラベルを付けることもできます。
  • 候補・保留の書き出し:アプリ内のラベルにとどまらず、実フォルダ側でも見分けたい場合は「候補を書き出す」「保留を書き出す」で、対象の画像をフォルダ内の_候補(candidate)_保留(hold)サブフォルダへコピーできます。単純なバイトコピーのため、画質の劣化やExif情報の欠落は生じません。
  • 不要画像のまとめ削除:「不要」ラベルを付けた画像は、個別に、またはまとめて削除できます。削除といってもファイルシステムから完全に消去されるわけではなく、フォルダ内に自動生成される_不要(discard)という名前のサブフォルダへ移動する仕組みで、Finderやエクスプローラーから通常どおり確認・復元が可能です。

対応するファイル形式はJPEG・PNG・GIF・WebP・BMP・AVIFで、1フォルダにつき最大500枚まで読み込めます。ラベルはブラウザの保存領域に記録され、同じ名前のフォルダを再度開いた際に復元される仕組みです。ただしフォルダ名だけを鍵として記録しているため、別の場所にある同名フォルダ(outputなど)はラベルを共有してしまう点には留意が必要でしょう。

こんなことにお使いいただけます

想定している主な用途は、大量の候補画像からリリース素材として使う一枚を絞り込む作業ですが、それ以外の場面でも活用いただけます。

  • ジャケット写真やアーティスト写真の撮影データから、採用候補を効率よく選び出す
  • 似たような構図の画像が並ぶフォルダを整理し、明らかに不要なものだけをまとめて片付ける
  • 大量に出力した画像(AI生成画像を含む)を、使えるカット・保留にしておきたいカット・不要なカットに仕分ける
  • 候補に残した画像を実フォルダ側にもコピーして、他のメンバーと共有しやすい状態に整える

量から一枚を選び出す作業は、撮影データが積み重なるほど、そしてAIによる画像生成が身近になるほど、以前より頻繁に発生する工程になってきているのではないかと感じております。

使い方

「フォルダを選択」をクリックするか、画像フォルダをそのままドラッグ&ドロップすると、ブラウザからフォルダへのアクセス許可を求められます。許可するとサムネイル一覧が表示され、並び替えやフィルタ表示(すべて/候補/保留/不要/未ラベル)で見直しながら、キーボードや画面下部のボタンでラベルを付けていきます。ラベル付けが一通り終わったら、必要に応じて書き出しや削除を行う、という流れです。より詳しい操作方法やキーボードショートカットの一覧は、ツール内の説明書にも記載しております。

利用について・ご注意

IMAGE CURATORはどなたでも無料でご利用いただけますが、他の画像系ツールと異なり、選んだフォルダに直接アクセスして削除を行う点にはご注意ください。削除は実際のファイルに対して行われ、OSのゴミ箱を経由せず、フォルダ内へ自動生成される_不要(discard)サブフォルダへ移動する形です。元のフォルダからは即座になくなる操作であり、アプリ上で取り消す機能はありませんので、操作前によく確認いただくとともに、重要な画像は事前にバックアップを取ったうえでのご利用をお願いいたします。

また、本ツールはフォルダへの直接読み書きを行う「File System Access API」という仕組みを利用しているため、対応ブラウザはPC版の最新Chrome・Edgeに限られます。この仕組みは執筆時点でSafariやFirefoxの安定版では実装されておらず、iPadやスマートフォンのブラウザでも利用できません。パソコン版のChromeまたはEdge、これが本ツールを動かすための必須条件とお考えください。

なお、公開時点ではまだ開発中のドラフト版(v0.1)であり、今後仕様が変更される可能性がある点もあわせてご了承ください。

ツールは以下のページから、どなたでもすぐにお使いいただけます。

RED IGUANA STUDIOとしての見解

画像を「作る」ことが誰にとっても手軽になった一方で、「選ぶ」ことの難しさは、むしろ増しているように感じます。候補が一枚しかなければ迷いは生まれませんが、候補が百枚あれば、そのすべてに目を通し、比べ、削ぎ落とす手間が発生します。彫刻家が石の塊から不要な部分を取り除いて像を浮かび上がらせるように、選別という作業もまた、余分なものを取り除くことで残すべき一枚の輪郭をはっきりさせる、れっきとした創作の一部だと私たちは考えております。

IMAGE CURATORが引き受けるのは、その選別作業のうち特に骨の折れる部分、つまり大量の候補を一望し、迷いなく仕分けていくための土台づくりです。仕分けそのものを速く確実にこなせるようになれば、皆様の目と判断力は、どのカットが世に出すべき一枚なのかという、より本質的な問いに向けられるはずです。音に対しても画に対しても、選ぶ基準を丁寧に磨き続けるという姿勢を、私たちはこれからも大切にしてまいります。


当スタジオでは、レコーディングからミックス・マスタリングまでトータルでサポートいたします。 質の高い制作環境を保つため「完全予約制」のプライベート空間となっておりますので、周りを気にせずご自身のペースで集中して制作していただけます。

営業時間: 火〜日 10:00 〜 19:00(月曜定休)
[ 制作のご依頼・ご相談窓口【無料】]

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